日曜のひと気のないオフィスからふと外をみたら、川崎駅前に大規模な交通規制がかかっていました。
「今日はマラソンでもあるのかな?」
そう思って何気なくネットで調べると、川崎フロンターレの優勝パレードが実施される模様。
これは特等席から見物できてラッキーかと思ったものの、よくよく考えてみるとパレードだから近くで見ないと選手の顔すらわかりません。
せっかくなので間近で見てみようかと、仕事の手を休めて人混みのなかへ。
発表によると、今回の優勝パレードには5万人の観衆が集まったそうです。
特段サッカーファンというわけでもありませんが、地元チームの川崎フロンターレが悲願のJリーグ初優勝というのは川崎市民にとって嬉しいニュースです。
こじつけのようではありますが、川崎フロンターレのホームグラウンドは、私が普段練習している等々力テニスコートと隣接する等々力陸上競技場です。
一度もスタジアムで応援したことはありませんが、日頃からチームに親しみは感じています。
ちなみに私も一応小学校6年間はサッカークラブに所属するサッカー少年でした。
【思い出Photo】
残念ながらサッカーの才能はなかったようで中学からはソフトテニスの道に進みましたが、基礎体力や根性は間違いなくこのサッカー少年時代に培われました。
先日、Jリーグ最終節で川崎フロンターレが劇的な逆転優勝を果たして以来、確かに街に祝賀ムードが漂っているのは感じていました。
川崎フロンターレは1999年にJリーグ(J2)に参入し、これまでにJリーグ2位が3回、カップ戦準優勝が4回、天皇杯準優勝1回と、「シルバーコレクター」、「無冠ターレ」などと揶揄されてきたそうです。
それだけに悲願の初タイトル獲得は、選手たちやクラブ関係者だけでなく、ファンにとっても喜びはひとしおのはずです。
チームの主軸であり昨年まで主将を務めた中村憲剛選手は、昨シーズンの2016年にJリーグMVPを史上最年長(36歳50日)で獲得しています。
通りすがりのにわかファンの私ですが、ほぼ同世代の中村選手の活躍には励まされます。
川崎フロンターレはそのクラブ運営において地域への貢献を非常に意識しており、ファン向けのイベントだけでなく、スポーツ教室の開催やボランティアなどその活動は多岐に渡ります。
その結果、Jリーグスタジアム観戦者調査で「ホームタウンに大きな貢献をしている」クラブとして6年連続1位(2010〜2015年)を獲得しています。
川崎フロンターレ OFFICIAL WEBSITE > ホームタウン活動
http://www.frontale.co.jp/about/hometown.html
地域に大きな貢献を果たし、地域の人たちに愛されるクラブ。
スポーツと地域の関わりとしては、サッカーだけでなくバスケットボールのBリーグやバレーボールのVリーグなど、さまざまプロスポーツにおいて成功事例があります。
来年2018年秋には、いよいよ卓球のプロリーグ「Tリーグ」もスタートします。
一般社団法人 Tリーグ
プロリーグがないソフトテニスですが、野球やサッカーなどのメジャースポーツまでとはいかずとも、せっかく競技人口の多い人気スポーツなので、もっと盛り上がっていいと常々思っています。
実際に競技をする人だけでなく、その周りの人までを巻き込むためには観戦の楽しさや、選手やチームの魅力を伝えたりと色々とやり方はあるはずです。
ソフトテニスならではの良さは残しつつも、他の人気スポーツもお手本にしながら、さらなる発展をさせていけるように私も微力ながら頑張ります。