ひょんなことから、大学のクラブのOB会長より夏合宿のお知らせをいただき、10年ぶりに夏合宿に参加させていただきました。
山中湖まで日帰り弾丸ツアーでしたが、10年ぶりにガッツリ練習に参加させていただき、幸せな1日でした。
私が大学時代に所属していたクラブは、創部45年を過ぎてなお活動が続いています。
私が現役のときに28期主将として創部30周年記念式典を担当させていただきましたので、もうそれから15年以上が経っています。
時の流れは本当にあっという間です。
20代後半で競技を離れて以来、会社のレクレーションで軽くラケットを握る程度のことはあったものの、本腰を入れてソフトテニスをするのはそれこそ10年ぶりです。
「怪我だけはしないように」と思いながらも、いざ現役生に混じってコートに立てば、なまりきった体とは裏腹に気持ちだけが先走ってしまいます。
私が現役の頃は、夏合宿といえば部員約30名に加えてOB・OGも毎年20名くらい参加いただき、チームを分けて恒例の団体戦をしたものです。
OB会長のお話によれば、近年では合宿への参加者も減少傾向にありなんとか合宿を継続している状況らしく、「ぜひ参加して現役生を励ましてやってほしい」とのことでした。
もしかしてOBは私一人かなと覚悟して参加表明しましたが、今年も熱心な諸先輩方が夏合宿に参加されており、限られた時間ですが現役とともに汗を流しました。
三橋さん(21期)
現役時代から全日本同好会選手権(*1)でも活躍されていた大先輩の三橋さん。
社会人でも長年競技を続けられ、現在はさいたま市ソフトテニス連盟の理事を務められています。
9月に秋田で開催される日本スポーツマスターズ2016に、埼玉県代表として参加されるそうです。
(*1)かつて自動車メーカーのマツダが協賛して、「マツダカレッジフェスティバル」という名前がついていたことから、いまでも「マツカレ」という愛称で呼ばれる、同好会日本一を決める大会です。現在は「全日本学生オープン選手権」が正式名称です。
日本スポーツマスターズ2016
http://sportsmasters2016.com/
竹島さん(26期)
学生時代、マツカレ個人3連覇など数々の伝説を残した竹島さん。
大学卒業後は一般でも埼玉県ランキングに入るなど、長年活躍されています。
現在は所沢市ソフトテニス連盟の理事を務められています。
秋山さん(26期)
マツカレ団体準優勝のときの主将で、個人でも3位に入賞するなど竹島さんとともに黄金期を支えた名後衛です。
最近はもっぱら硬式テニスらしいですが、四街道市の代表としても大会に出ているそうです。
硬式と軟式を器用に打ち分けて、非凡なセンスを発揮しています。
そうそうたる後衛陣と組ませていただいたおかげで、現役生とのゲームで奇跡の3戦全勝を達成しました!
10年ぶりの選手復帰に向けて、幸先の良いスタートです!
ここ数年は海外勤務などの関係もあってまったく顔を出せていなかったのですが、こうして顔を出せる場があるということは本当にありがたいことです。
今回誘っていただいたOB会長の野村さんはクラブの創設メンバーであり、同期の大崎さん、そして元顧問の西村先生とともに創部以来40年以上に渡って毎年夏合宿に参加されています。
野村さん(1期)
大崎さん(1期)
この1期のお二人の情熱が、いまでもクラブを支えています。
40年以上続くクラブの卒業生は、ゆうに400名を超えます。
自分も40歳を目前にして、こうしたご縁や人のつながりがいかに大切なものかを痛切に感じます。
このつながりが、世代の垣根を超えて脈々と続いていくために、私も微力ながらお力添えできればと思います。