一時期、同じクラブでプレーしていたことのある知人の根岸君が、小、中、高校生から一般までを対象にしたゲーム会を開催するという話を聞きつけて、面白そうだと思い参加させていただきました。
彼は地元の狭山市でソフトテニスのコーチ業をしており、小学生、中学生を対象にしたソフトテニス教室を主催しています。
加えて高校のコーチをしていたこともあり、この日は彼の教え子を中心に、10代から20代の選手が50人以上も集まりました。
小・中学生にとっては、普段機会の少ない、高校生や一般選手に相手をしてもらうという趣旨のもと、ゲーム形式を通じて交流させていただきました。
会場は埼玉県狭山市の智光山公園テニスコートです。
このコートには10年以上前に社会人の試合で来た覚えがありますが、久しぶりに来てみると、ナイター照明のついた立派なオムニコートに生まれ変わっていて驚きました。
ちょうど人工芝の全面張替え工事も今年完了したばかりということで、ピッカピカの気持ち良いコートでした。
私にとっては、10も20も歳が離れた若者たちとご一緒させてもらい、楽しくプレーさせてもらいました。
相手が中学生までであれば、ある程度余裕を持ってプレーができますが、高校生以上となると、こちらも必死です。
終わってみれば、5ゲームマッチを8試合ほどやらせてもらい、翌日は全身が悲鳴をあげていました。
ソフトテニス教室に通う生徒たちは、学校で一番手になりたいとか、県大会に出場したいとか、それぞれの目標を持っています。
もちろん一人一人に聞いたわけではありませんが、学校の部活動の練習だけでは飽き足らずもっと強くなりたいとか、もしかしたら、学校の先生やチームメイトとそりが合わないなどの理由で、地域の教室をメインに練習しているという子もいるかもしれません。
ただ勝つために練習するというだけでなく、部活を辞めたらソフトテニスをやる場がない、という状況を生まないためにも、こうした場があることは有意義だと思います。
ナイター開催だったこともあり、送り迎えのためか小・中学生の親御さん方もたくさん見学されていらっしゃいました。
いろいろなソフトテニスとの関わり方があるものだなぁと感じた1日でした。