岩﨑圭クンと私

NTT西日本広島,岩崎圭選手

先週開催されたアジアソフトテニス選手権で撮りためた大量の写真や動画データ。

自宅のMacにかぶりつくようにそれらを見ては、それぞれの試合ごとの感動シーンを思い返し、こみ上げてくる感情に目頭が熱くなる。

そんな、いまだ興奮冷めやらぬ荒川です。

アジア選手権のせいで、40代を目前にしてまた完全にソフトテニスの魅力にとり憑かれてしまいました。

 

ソフトテニスの世界には私だけではなく、そういったいわゆる「テニキチ(*)」と言われるような人間が少なからずいます。

(*)言葉自体は「気が狂う」「気がおかしくなる」という意味の「気違い」からきていますが、差別用語的な意味合いをも含む言葉なので、中高生や子供たちに面白がって気軽に使ってもらうのは、教育上いかがなものかとは思いますが、私の想いをより正確に伝えるためには文脈上必要と考えあえて記載しました。どうかご了承ください。

 

この言葉を聞いて、すぐに顔が思い浮かぶテニス仲間が、私の周りにも一人や二人ではありません。

「あなたも相当なテニキチですねぇ」と相手に敬意をもって使うのが、正しい使い方です(ソフトテニスあるある)。

あるいは「自分、テニキチですから」と謙遜のときにも活用できます。

ジャンルは違えど、私のなかでは「鉄ちゃん」と非常に近いニュアンスがあります。

 
 

今回のアジア選手権は、過去のブログでも触れたとおり、国内では13年ぶりに開催される国際大会として、ソフトテニス界における注目度もかつてなく高かったため、遠方から会場に足を運んだ方も少なくないはずです。

 

過去記事:第8回 アジアソフトテニス選手権大会(最終日)

第8回 アジアソフトテニス選手権大会(最終日)

 

10年以上もソフトテニスから離れていた私にとっては、それこそ10年ぶりとなる旧知のテニス仲間たちと再会を果たす絶好の機会となりました。

それは、会場で交わされる「おぉ!久しぶり!」だけにとどまりません。

これだけSNSが浸透した世の中では、こんなちっぽけな私の個人ブログでさえ、それを見た人たちから「元気か?」「頑張れよ」と心温まる応援メッセージの呼び水となっており、あらためてインターネットの凄さに感じ入っている次第です。

 
 

つい先日もこんな珍事がありました。

作成してからほぼ使われていなかった、高校のテニス部同期生でつくったLINEグループに私が「ブログ見てね」と投稿したら、だんだんと会話が盛り上がってしまい、「当時のウェアの短パンが何色だったか?」という白熱した議論に始まり、みんな翌日仕事にも関わらず深夜まで雑談がとまらなくなり、私の睡眠不足にも拍車がかかりました。

 

また、その勢いに乗じて、だったら私が主催する「武蔵小杉ソフトテニス練習会」の場を活用して、来られる人だけでもプチ同窓会をやろうという話にも発展。

残念ながらコート予約当日の雨に泣かされ、次の機会におあずけになりましたが、近々必ず20年振りにプレーするヘッポコ選手たちの素敵な姿を目にすることができるはずです。

 
 

いい歳したおっさん、おばちゃんたちが、今でもソフトテニスにかけた青春時代に想いを巡らせ、それをきっかけに旧交を温めるなんて光景を、自分の周りだけでなく全国各地で増やしていきたい。

そして、何十年振りにコートに戻ってきて楽しくプレーする中高年やシニアたちの姿を見て、自分も一生テニスを続けようという若者が増えていく。

夢みたいな戯言のようですが、実はこれを実現したいというのが、当ブログを書き始めた大きな動機でもあります。

 

ソフトテニスの魅力と、インターネットの力を掛け合わせれば、きっともっとすごいことができる。

そう思って、ない知恵を絞ってあれこれと企んでいるので、あまり期待しないで待っていてください。

 
 

素敵な再会や、感動の出会いを私にもたらしてくれているアジア選手権ですが、今大会でどうしても会いたかった人がいます。

昨年末に実施された、ソフトテニスの最高峰「日本リーグ」で、史上初の6連覇を成し遂げた最強の実業団チームである「NTT西日本広島」の岩﨑圭選手です。

岩﨑選手は、実は4年前のこの大会に日本代表として出場しているだけでなく、ミックスダブルス(上原絵里選手/)で銅メダルまで獲得しています!

 

私が岩﨑選手の存在を知ったのはもう20年以上も前、私がまだ中学生のときです。

彼はまだ小さかったので、記憶にあるはずもありません。

最後に圭クンを見たのは、彼の高校時代。

東京の名門校「巣鴨商業」の団体メンバーとして東京都高校インドアに出場しているのをたまたま見かけて、「え? 彼、岩﨑君? 巣鴨の団メン入ってるなんて、すげぇじゃん!」と興奮したのをよく覚えています。

ただし、それから長年ソフトテニスから離れていた私が、その後の彼の活躍を知る由もありません。

 

今年の1月に、ソフトテニス・マガジンの表紙に載る岩﨑選手を見て、「あれ? これ岩﨑圭君? うそ?マジ?信じられねぇ!!」と興奮気味にその雑誌をレジまで持って走ったわけです。

 

ソフマガの表紙を飾るというのは、それこそ日本代表クラスの一流選手や、インハイ優勝者など、ごく一握りの人にだけ許された栄誉です。

NTT西日本広島,岩崎圭選手,ソフトテニスマガジン

ここに載っている人は、国内登録競技者人口54万人のソフトテニス界でその頂点に立ち、いわば神の領域に達した人たちです。

 

冒頭の圭クンとのツーショット写真は、普段広島で活動している岩﨑選手に直接会える数少ないチャンスに、必死で会場を探し回って実現した「奇跡の1枚」なのです。

 

なぜ、私が彼にそれほどの驚きや興奮を抱くかというと。。。

 
 
 

なんと!

中学時代にテニス部の同期だった岩﨑の弟だからです!!

岩﨑家は、地元ではなかなか有名なテニス一家だったので、彼のお母さんにもテニスを教わったことがあります。

その一番上のお姉ちゃんが同じ部活で青春時代をともに過ごした私の友人です。

肝心の圭クンとは少し歳が離れていたこともあり直接話した覚えもあまりないのですが、社会人になってから覗きにいったインドアで彼を見て、「あれ、もしかして岩﨑の弟か?」と、前述のくだりにつながるのです。

 

その圭クンとの運命的な再会をアジア選手権の会場で果たしたのですから、さすがに興奮を禁じえません。

ドラマのような展開に、感動の波が私を襲います。

 
 

以下は、私の総力取材で入手した関係者の証言です。


【ご注意】
個人情報保護や、プライバシー権には最大限の配慮を払っておりますが、私の感動ができる限りストレートに伝わればと、私と岩﨑の信頼関係を頼りにほぼ原文のまま公開しています。不快に感じる方は閲覧をご遠慮ください。岩﨑には素敵なネタの提供に感謝して今度メシをおごります。
(^_-)☆
 

関係者証言

岩崎圭

圭クンとの出会いだけでも奇跡だなぁって思っているのに、中学時代のテニス部仲間の変わらぬ元気そうな様子に、またほっこり。

 
 

岩﨑圭選手!

いや、圭クン!!
マジでメッチャ応援していますよ。

 

ネットでざっと調べたところ、次の大きな国際舞台は2018年にインドネシアのジャカルタで開かれるアジア競技大会でしょうか。

ぜひもう一度日本代表に復帰して、金メダルを獲得!

そして、私を感動の渦に巻き込んでください。

そのときは絶対現地まで応援に行きますよ!

 

 

おおーなんか勝手に燃えてきた!

次元はあまりにも違えど、俺もどこかでもう一花咲かせるぞぃ!

 


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2件のコメント

  1. 荒川元気にしてる?
    岩崎の弟さんそんなに活躍してるんだな!
    凄い❗️

    桜中 OB 高島です

    1. 高島君!!
      お久しぶりです!

      まさか高島君からコメントいただけるとは驚きです。
      高校生のとき以来なので20年振りではききませんね。
      大変ご無沙汰しております。

      お陰さまで元気にやっております。
      圭くんの活躍は、OBとしても誇らしいですね。

      またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

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