平成28年度 川崎市制記念大会(中学生の部)

川崎市制記念大会

私は東京都出身で、中学、高校、大学まではすべて東京の学校に通っていました。

大学時代は自身の大学の同好会とあわせて、先輩の誘いで埼玉県の社会人クラブチームにも所属していました。

社会人になってしばらくはソフトテニスから離れていたものの、25歳で最初の転職をした際に、そのクラブチームに復帰し、そこから3年間くらいは県の一般の大会や市民大会に出場していました。

 

10年ぶりにソフトテニスに復帰するにあたり、現在住んでいる川崎市から毎週埼玉まで練習や試合に通うのはやや厳しいため、神奈川県や川崎市の連盟サイトをチェックして、近所で練習できるところはないかと探していました。

神奈川県ソフトテニス連盟
http://www.soft-tennis.com/kanagawa/

川崎市ソフトテニス協会
http://members3.jcom.home.ne.jp/7472kxnk/

 

余談ですが、都道府県や市区町村の各連盟サイトでさえ、あまり更新がされておらず、このネット全盛な時代にも関わらず、ソフトテニスに関する情報提供は十分とはいえないように感じます。

 

10年以上前の話になりますが、かつて自分が所属していた社会人クラブチームのホームページをつくって公開したところ、年間でざっと20〜30人くらいは「入部したい」「練習に参加したい」という問い合わせがありました。

ソフトテニスプレイヤーは、その大半が学生までで競技をやめてしまい、社会人スポーツとしてはすっかりマイナースポーツに成り下がってしまいます。

でも、学生時代にソフトテニスに打ち込んだ人たちで、社会人になっても機会さえあればソフトテニスを続けたいという潜在ニーズは、決して少なくないはずです。

やりたいけど、機会がない、場所がない、相手がいない、というのがおおよその現実だと思います。

 

クラブチームに所属して、毎週ガッツリプレーするとまでいかなくとも、日頃の運動不足を解消するために年に何回かはラケットを握りたいというような人に、そういうきっかけを提供できれば、もっと競技の裾野も広がっていくのではないでしょうか。

こうした現状を解決するためも、もっとネットを活用して、ソフトテニスをやりたい人と、ソフトテニスができる場をつなぐようなことができないかと目論んでいます。

だいぶ話がそれましたので、その話はまたおいおい、ということで。

 

前述の川崎市ソフトテニス協会のサイトを見ていた際に、自宅の近所で市内の中学生大会が開催されることを知り、ジョギングがてら覗きにいきました。

私の自宅からほど近いところに川崎フロンターレのホームスタジアムでもある等々力競技場があります。

その敷地内に等々力テニスコートという、オムニコート、全8面、ナイター照明付きの立派なコートがあります。

私は休日のジョギングの度に、ここを通っては、「誰かソフトテニスをやっている人はいないかなぁ〜」などとふらふら見に行きます。

 

夏休みに開催されている大会でしたが、本部に貼り出されたドロー表によれば、「中学3年生の部」とありますので、3年生の引退試合にあたるのかもしれません。

男子180組、女子248組ものペアがエントリーされています。

やはり川崎市の規模を考えると、市内の中学生の競技人口も相当な数にのぼるようです。

このなかから上位まで勝ち上がるのはなかなか大変です。

 

手前味噌ではありますが、はるか昔、私が中学生のときの戦績は個人戦で北区3位でした。

最後の夏の都大会に出場し、3回戦で敗退しましたが、私の中学は関東大会出場を目標としている強豪校でしたので、不本意な結果でした。

もともと高校に行ったら硬式テニスをやろうと思っていたのですが、最後に関東大会に行けなかった悔しさから、「高校でもソフトテニスを続けて、絶対に関東大会に出場しよう」と心に誓いました。

 

【青春Photoシリーズ】
桜田中

桜田中

桜田中

桜田中

中学時代のテニス部同期、男女合わせて16名のうち、高校でもソフトテニスを続けたのは結局私1人だったようです。

なんだかんだと、結局そこから大学、社会人まで続けていくことになります。

 

今現在、部活動に明け暮れる子供たちでさえ、10年以上も先までずっとソフトテニスを続けていこうなどと具体的に考えている人は、きっとごくわずかでしょう。

社会人まで長くプレーしている人たちも、その節目節目における仲間や恩師との巡り合わせから、たまたま競技を続けて、気がつけば10年、20年・・・というものだと思います。

川崎市制記念大会

川崎市制記念大会

中学生たちのハツラツとしたプレーを見ながら、この子たちが高校、大学、社会人と長くソフトテニスに関わってくれて、ソフトテニス競技のさらなる発展につながればと、部外者ながら勝手な願望を抱く次第です。


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