もう10年以上も競技から離れていたので、目にするもの何もかもが新鮮です。
まるでソフトテニス界の浦島太郎です。
本腰を入れて競技に復帰するには、もう一度ルールから勉強し直さなければダメだな、と感じています。
私が感じた10年前との大きな変化としては、
- ゼッケン着用
- ダブルフォワード
- シングルス
などが挙げられます。
「ゼッケン着用」
近年、一般や学生の公認大会ではゼッケンの着用が義務付けられたようで、選手は皆、背中にネーム入りのゼッケンを着用しています。
どの選手が誰だか一目でわかるので、試合観戦には都合が良いですが、「ソフトテニスウェアといえばやっぱり学校名の入ったバックプリントだよね」と思っている自分としては、やや違和感があります。
自分も公認大会に出るためには、選手登録に加えて、ゼッケンも調達しなければなりません。
「ダブルフォワード」
いわゆる2人とも前衛(ネットプレーヤー)につく平行陣です。
私の現役時代にも、「ダブ前(ぜん)」などと呼ばれるペアがいるにはいましたが、かなりめずらしい戦術でした。
硬式テニスではもともとスタンダードな陣形かもしれませんが、前衛、後衛の役割分担がはっきりしていて、後衛同士のラリーを中心に、前衛がネットプレーで絡んでポイントを取ることを主体とするソフトテニスでは、めずらしい陣形です。
男子日本代表で全日本社会人を4度、天皇杯を3度制している篠原・小林ペア(日体桜友会/ミズノ)をはじめとして、現在ではダブルフォワードが有効な戦術として定着しているようです。
(※ソフマガ調べ)
「シングルス」
ダブルスを基本とするソフトテニスですが、近年ではシングルスも一般的になっていて、さまざまなシングルス大会も開催されているようです。
実際に大学王座でも、5本勝負の団体戦の内訳は、ダブルス3本、シングルス2本という組み合わせです(女子は3本勝負でダブルス2本、シングルス1本)。
私の現役時代にもシングルスというのは存在していましたが、公認大会などはほとんどなく、まだまだ練習や遊びの範疇だったように思います。
当時はソフトテニスシングルスの黎明期ゆえ、ルールも模索中だったのか、センターラインをベースラインまで伸ばしてコートを半分に割って、ポイントごとに半面ずつ(順クロス、逆クロス、右ストレート、左ストレート)を使う形式だったように記憶しています。
今や日本リーグや国体などでもシングルスが導入されているようで、完全に定着している様子です。
シングルスの普及に伴い、スライスショットなど、いままでのソフトテニスの常識では考えにくかった打ち方も当たり前になっているようです。
知らぬ間にソフトテニスもいろいろと進化しているものです。
しっかり勉強(&練習!)しないと、すっかり時代遅れプレイヤーになってしまいます。
早く練習したいぞっ!!