行ってきました、茨城県神栖市!
知らないとなかなか読めない「かみす」市です。
5月27日(土)と28日(日)の2日間、ここ茨城県の神栖海浜公園と鹿島ハイツスポーツプラザを会場に社会人の関東選手権が開催されました。
関東1都7県の予選を通過した選手たちによって、2日間に渡って熱戦が繰り広げられます。
今年は、男子「シニア80の部」が初めて8ペアエントリーにより成立したそうです。
これまでも80歳以上の選手の参加自体は可能でしたが、エントリー数が規定に満たない場合は、下のクラス(シニア75)での出場となります。
高齢化社会にあって、これからますます元気なアクティブシニアが増えていくのを象徴したような、こうしたトピックは嬉しいものです。
というわけで今大会は、下は高校生から上は80代のおじいちゃん、おばあちゃんまで、総勢1,107ペア、実に2,200人以上が参加しています。
まさに、孫と一緒に楽しめる国民的生涯スポーツ、ソフトテニス!!
関東選手権は規模な大きな広域大会ですので、年齢別のクラスによって会場と日程が分かれています。
今回私が見に行った大会2日目の神栖海浜公園では、一般男女の勝ち残り(ベスト32)と、シニア男子45、成年女子、シニア女子60/65/70が実施されました。
会場で知り合いに声を掛けると、「あれ?成年男子って昨日じゃない?」と不思議がられました。
「いやいや、私バッチリ予選で負けてますからっ!! 観戦です!」
過去記事:目指せ、関東大会出場!! 13年ぶりの県予選
どうしても有名選手や強豪ひしめく一般の試合に目が行きがちですが、成年やシニアのクラスもそれぞれ熱いです。
この日実施されていたシニア45男子の部は、現在自分が該当する成年のすぐ上のクラスであり、また大学の先輩が活躍されていることもあって興味深く見ていました。
自分よりも5〜10歳くらい上の人たちですが、さすが関東大会に出場する選手たちはみな上手です。
往年の名選手が衰えを知らないプレーを見せているかと思えば、30歳を過ぎてからソフトテニスを始めたという人がとんでもなく強くてビックリしたり。
さらには、シニア45の部で準優勝した前衛の方が63歳と聞いてまたビックリ!
ちなみに決勝まで、あの暑いなか6試合戦っているだけでもすごいです。
自分だったら、とてもあそこまで動けません。。
自分よりも上の世代の方々の試合を見て、真剣に練習すれば、きっと大人になってからでも強くなれるんだと励みになりました。
勢いのある若手を熟練の技で押さえ込んだり。
学生時代にまったく歯が立たなかった相手に何十年かあとになって勝ったり。
やはり、好きで長く続けたもん勝ちです。
プロもない、オリンピック種目でもない、アマチュアスポーツだからこその楽しみ方がソフトテニスにはあります。
私もシニア80までに日本一を目指して、初心に返って頑張ります。
一般の部では、実業団チーム、社会人クラブチーム、学連の選手たちがしのぎを削り、実力ペア同士の対戦が目白押しでした。
日本代表クラスの選手も多数出場していることもあり、どの試合も見応えがあります。
一般男子の部/優勝
内本・星野ペア(学連/早稲田大学)
一般女子の部/優勝
笠井・尾上ペア(学連/日本体育大学)
関東ソフトテニス選手権大会 試合結果
茨城県ソフトテニス連盟 > 大会結果 > 平成29年度第68回関東ソフトテニス選手権大会
http://www2.cnet.ne.jp/ibsta/ippan_taikai7.htm
自分が前衛なので、上手い前衛のプレーには自然と目がいきますが、早稲田大学の星野選手のプレーには何度も息を呑みました。
現役天皇杯チャンプ(船水颯人選手/)の繰り出すローボレーは、まるで魔法のようでした。
やはり、生で凄いプレーを目の当たりにすると、みるみるファンになってしまいます。
ちょっと遠かったけど、やっぱり見に行ってよかったです!
でも、せっかくなら見るだけじゃなくて自分もコートに立って試合がしたいものです。
来年こそは選手として出場できるよう、練習に励みます!
関東ソフトテニス選手権大会 注目動画
一般男子/決勝戦
村田・山本(学連/日本体育大学)対 内本・星野(学連/早稲田大学)
一般女子/決勝戦
笠井・尾上(学連/日本体育大学)対 森田・神谷(東京/ヨネックス)
SOFT TENNIS Navi
https://www.youtube.com/c/SOFTTENNISNavi