国際【アジア選手権】今大会の見どころ|9年ぶりの開催で日本のメダルラッシュに期待

第9回アジアソフトテニス選手権,韓国ムンギョン

今回で第9回目を迎えるアジアソフトテニス選手権。本来アジア選手権は4年に一度開催されているが、直近では2000年にタイでの開催が予定されていたもののコロナの影響により翌年に延期され、2001年も開催を断念する結果となり中止に。2016年に日本開催として千葉県フクダ電子ヒルスで行われた第8回大会以来、実に9年ぶりの大会となる。

前回の第8回大会では自国開催の日本が国別対抗で男子優勝、女子準優勝、個人戦でも上位を独占する結果となった。

第8回 アジアソフトテニス選手権 結果

【男⼦国別対抗】
優勝 日本
準優勝 韓国
【⼥⼦国別対抗】
優勝 韓国
準優勝 日本

【ミックスダブルス】
優勝  佐々⽊聖花/船⽔颯⼈
準優勝 キム・ジヨン/キム・ビョンジュン(韓国)

【男⼦ダブルス】
優勝  船⽔颯⼈/上松俊貴
準優勝 内本隆⽂/丸⼭海⽃
3位  ⽔澤悠太/⻑江光⼀ 篠原秀典/⼩林幸司

【⼥⼦ダブルス】
優勝  中川瑞貴/森原可奈
準優勝 森⽥奈緒/神⾕絵梨奈
3位  徳川愛実/平久保安純

【男⼦シングルス】
優勝  内本隆⽂
準優勝 エルバート・スィー(インドネシア)
3位  増⽥健⼈

9年ぶりのアジア選手権だが、国別対抗では男女とも前回から団体メンバーが総入れ替えとなる。男子の主力として前回団体金メダルに貢献した篠原秀典は男子監督として、増⽥健⼈は男子コーチとして今大会に臨む。

男子は勝てば3連覇。女子は前回決勝で韓国に敗れた雪辱を期す。千葉大会ではオムニコートというサーフェースも、慣れない韓国チームにとっては不利な状況だったと思われる。今回のムンギョンではクレーコートで開催されることもあり、自国開催の韓国に有利にはたらく可能性がある。今回と同じムンギョンで行われた第6回大会(2008)では韓国が男女アベック優勝を果たしており、今大会も激しい戦いが予想される。日本、韓国に加えて長年国際大会で3強として競ってきた中華台北の3カ国を軸にメダル争いが展開されるだろう。

個人戦男子では前回シングルスで金メダル、ダブルスで銀メダルを獲得した内本隆文選手が上松俊貴選手とのペアでダブルスにエントリー。その内本とのペアで前回ダブルス銀メダルだった丸山海斗選手は、今大会では上岡俊介選手とのペアでダブルス出場。代表予選会で優勝した上岡・丸山ペアは昨年の世界選手権でもダブルス準優勝しており、悲願の国際大会でのタイトル獲得を目指す。

女子はこれまで長年日本代表の主力として戦ってきた高橋乃綾選手、尾上胡桃選手らが一線を退きフレッシュな顔ぶれとなる。直前のインカレ個人戦を優勝した前田梨緒選手、中谷さくら選手を筆頭に、昨年の皇后杯チャンピオンである天間麗奈選手、宮前希帆選手など、若手中心のメンバーでアジアの頂点へ挑む。

大会日程

9月15日(月) 開会式
9月16日(火) 男女シングルス1日目
9月17日(水) 男女シングルス2日目・ミックスダブルス1日目
9月18日(木) ミックスダブルス2日目・男女ダブルス1日目
9月19日(金) 男女ダブルス2日目
9月20日(土) 男女国別対抗1日目
9月21日(日) 男女国別対抗2日目・閉会式

各種別出場予定選手

【男子シングルス】
上松俊貴選手
広岡宙選手

【女子シングルス】
天間麗奈選手
岩倉彩佳選手

【男子ダブルス】
上岡俊介・丸山海斗ペア
内本隆文・上松俊貴ペア

【女子ダブルス】
前田梨緒・中谷さくらペア
前川愛生・宮前希帆ペア

【ミックスダブルス】
前田梨緒・上松俊貴ペア
天間麗奈・丸山海斗ペア

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