大学【インカレ】男子大学対抗 日体大と法政大による因縁の決戦は最終局面へ

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令和7年度全日本学生ソフトテニス選手権、男子大学対抗戦の決勝は日本体育大学と法政大学の顔合わせとなった。
両校は今季の主要各大会で常に優勝を争ってきたライバル同士。関東学生春季リーグ、大学王座、東日本インカレと、ここまでは日体大が勝利してきた。法政大はインカレ決勝の大舞台で雪辱を果たすことができるか。
昨年のインカレ準決勝では同カードで法政大が日体大を抑えて決勝進出を果たしている。そのときのメンバーが全員残る法政大に対して、日体大も昨年までのメンバーに加えて1年生にも大型ルーキーが加入し戦力充実。決勝はエースの黒坂卓矢選手が体調不良で控えに回ったものの、選手層の厚さは随一で多彩なペアリングが可能。

<一次戦>
野口・安部(日本体育大)  ④ vs 1 内田・野本(法政大)
片岡・屋比久(日本体育大) 3 vs ④ (F12-14) 森川・広岡(法政大)
竹田・津島(日本体育大)    vs  橋場・菊山(法政大)
<二次戦>
野口・安部(日本体育大)  vs 森川広岡(法政大学)

日体大の野口・安部ペアが先勝したあとの2対戦目。両校の主将・屋比久大夢選手と森川亮介選手が出場。ここまでチームを引っ張ってきたキャプテン同士の意地がぶつかる一戦となった。屋比久とペアを組む片岡暁紀選手も体力を振り絞り最後まで粘りを見せて食らいついたが、ファイナルゲーム12–14の死闘の末、最後は法政大の森川・広岡ペアが振り切った。広岡大河選手の決定力が随所で光り会場をおおいに沸かせた。それぞれ最後のインカレに賭ける4年生ペア同士の素晴らしい名勝負となった。

インカレ団体は殲滅戦形式で行われるため、明日は一次戦の3対戦目、竹田・津島ペア対橋場・菊山ペアからスタート。その後互いに一次戦で勝利を上げている野口・安部ペアと森川・広岡ペアによるに二次戦が控える。現時点での勝敗は五分となり頂点を懸けた戦いは、明日いよいよクライマックスを迎える。

■大会結果

男子大学対抗
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■大会情報

▶︎一般社団法人 日本学生ソフトテニス連盟(HP)
▶︎【公式】一般社団法人 日本学生ソフトテニス連盟(X)

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