Photo by:ぉまみ / SOFT TENNIS Navi

アジア選手権の男女シングルスは初日を終えベスト8が出揃った。各国代表の実力選手たちがしのぎを削るなか、開催国である韓国の選手たちもメダル獲得に向けて着々と勝ちを重ねている。
男子シングルスでは、韓国国内の代表予選を1位通過して初代表入りを果たしたキム・ウシク選手が初戦でカンボジア選手を相手にG④-1で勝利し好調なスタートを切った。つづく3回戦ではフィリピン選手と激しいラリーを展開したが、着実にポイントを重ねて勝利。次戦の準々決勝ではチャイニーズタイペイのオー・ズホン選手と対戦。勝てば準決勝で上松俊貴選手との対戦する見込み。開催国の威信をかけてメダル獲得を目指す。


一方の女子では、優勝候補と目される韓国代表のイ・ミンソン選手に注目。昨年、韓国・安城(アンソン)で行われた世界選手権において3冠を達成した実力者である。ムンギョン出身であり地元の期待も一身に背負って戦うミンソンは、今回個人戦の出場はシングルスのみ。国別対抗に向けて弾みをつける意味でもシングルスでの金メダル獲得を実現したいところ。初戦の2回戦をスリランカ選手にG④-0のストレート勝ちを収めると、3回戦ではインド選手に1ゲームを奪われたものの危なげなく勝ち上がり、世界チャンピオンの実力と余裕を見せつけた。明日の準々決勝は同じく韓国のファン・ジョンミとの対戦する。

これまで国際大会で数々のタイトルを獲得し、日本にとっても最大のライバルとして君臨してきた韓国チーム。前回の千葉大会では日本に後塵を拝する結果となったが、自国開催である今大会ではホームの地の利も生かしてメダル獲得の期待が高まる。


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