Photo by ぉまみ

2025千葉インカレ女子大学対抗の決勝戦は、前日からの繰り越しでこの日は二次戦からスタート。明治大学は一次戦で前田梨緒・中谷さくらペア、大𣘺玲雨・青松淑佳ペアが勝利し、2022年の山口インカレ以来となる3年ぶりの優勝に王手をかける。
追い込まれた日体大はエースペアの天間美嘉・左近知美ペアが奮起。互いにナショナルチーム同士の対戦となった前田・中谷ペアとの二次戦では、天間選手の正確なストロークと、主将の左近選手の気迫のこもったネットプレーが噛み合いG④-2で勝利。
つづく三次戦でも7月の東日本インカレ個人を制した明治大の大𣘺・青松ペアを退け、天間・左近ペアが三本回しを達成。日体大は3年連続となるインカレ団体優勝をものにした。
■対戦結果
【女子決勝】
日本体育大学 ③ – 2 明治大学
<一次戦>
天間・左近 ④ – 2 西山・北川
五十嵐・樫尾 1 – ④ 前田・中谷
細田・髙橋 3 – ④(F5-7) 大𣘺・青松
<二次戦>
天間・左近 ④ – 2 前田・中谷
<三次戦>
天間・左近 ④ – 2 大𣘺・青松
▼篠原秀典監督のコメント
「選手たちの頑張りに本当に感動しています。特定の誰かではなく選手、スタッフ、OB・OG、保護者の皆さんがそれぞれの持ち場で全力を尽くしてくれたこと。やるべきことをやり切った総力戦を制した印象です。山場だった早稲田戦では嫌な組み合わせになると思っていましたが、出場した選手がしっかり役割を果たして3-0で勝ち抜けた。あの流れが大きかったと思います。選手たちは新ユニフォームのコンセプト通り『情熱』と『挑戦』を体現してくれました。チームとしては三冠を目標に掲げています。選手たち自身がその意識を強く持っており、次はダブルスとシングルスでの優勝を勝ち取りたいです」
▼左近知美主将のコメント
「これまでリーグ戦や東インカレ、インカレなどいろんな大会を経験してきましたが、やり切れなかったことが多くありました。だからこそ今年は自分がやらなきゃ後悔するという気持ちで臨みました。篠原監督から『迷わずやれ』と言われ、その通りに自分を出し切れたことが良かったです。応援の声も本当に力になりました。今年のメンバーは強い選手ばかりで、誰が出ても役割を果たすだけという意識を持てました。早稲田大や四国大など強敵との試合を0で勝ち切れたことが勢いにつながったと思います。3連覇の目標を達成できたのは保護者や桜友会、そして部員全員のおかげです。その期待に応えて恩返しできたことが本当に嬉しいです」





■女子大学対抗戦 大会結果
優勝 日本体育大学
準優勝 明治大学
3位 國學院大學
3位 福岡大学




女子大学対抗










