高校【ハイジャパ】ダブルス男子は植田・荻谷(高田商業)、女子は竹平・中谷(須磨学園)が優勝!

植田璃音,荻谷侑磨,高田商業

Photo by ぉまみ

今年で第54回となるゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ2025。大会2日目となる6月21日はダブルスの予選リーグが行われた。

各3ペアによる予選リーグの組み合わせは抽選によって決まるため予選から有力ペア同士の対戦も多く見られた。途中降雨もあり難しいコンディションのなか試合が進行し、男女各24ペアが3日目へ。

最終日のトーナメント、男子は準決勝で木更津総合の手塚・竹之内ペアを④-2で抑えた東北の白井・千田ペアが決勝へ。もう一方の山には前日のシングルスを優勝して2年連続2冠の偉業に期待がかかる高田商業の植田璃音選手が2年生荻谷侑磨選手とのペアで出場。前日の予選リーグに続き1回戦もファイナルにもつれる苦しい勝ち上がりだったが、徐々にペースを上げながら準決勝では岩田・栗岡ペア(市立尼崎)に④-1で勝利し決勝進出を決めた。

植田璃音(奈良県/高田商業/3年)

荻谷侑磨(奈良県/高田商業/2年)

大本命と目されていた植田・荻谷ペアが決勝の白井・千田戦でも盤石の試合運びで④-1の勝利。
植田選手の2年連続でのシングルス・ダブルス2冠達成は大会史上初。同世代では圧倒的な力と存在感を示した。

▼植田璃音選手のコメント

「2冠2連覇を目指していたので目標が達成できてうれしいです。昨日の予選リーグも今日のトーナメント1回戦も最初は入りが悪かったが、その試合が終わったあとに越智先生から『お前はディフェンディングチャンピオンじゃなくて2冠2連覇を目指す一番のチャレンジャーだから、もっと思い切って向かっていくテニスをしていけ』と言われ、そこからガラッとテニスが変わったのがよかったです」

▼荻谷侑磨選手のコメント

「大会直前に体調を崩して救急車で運ばれるような状態だったので入りが悪かったが、越智先生からも『お前が一番練習量多いから絶対にいけるぞ』と言われそこから変わることができた。2年生で優勝できたので、このあともインターハイ個人・団体と優勝して、その勢いで国体も優勝して、自分には来年もあるので全ての大会で2連覇を狙っていきたいです」

竹平碧純(兵庫県/須磨学園/2年)
中谷ももこ(兵庫県/須磨学園/3年)

女子ダブルスでは、前日のシングルス決勝で敗れた中谷ももこ選手(須磨学園)が竹平碧純選手とのペアでダブルスに出場。順当な勝ち上がりをみせ準決勝では野間・竹田(昇陽)と対戦。この試合を④-2で勝ちきって決勝へ。

同じ近畿同士となる四天王寺の房野・市川ペアとの決勝では、お互いダブル後衛同士ながら前後に巧みに打ち分ける多彩なショットと時折前に詰めてネットプレーを仕掛けるなど見応えのある展開に。最後は④-2で竹平・中谷が勝ちきり優勝を果たした。

▼竹平碧純選手のコメント

「これまで個人戦で全国で勝ち上がった経験がなかったので、中谷さんと組んで優勝できてよかった。優勝を意識せずにその1試合1試合に勝とうと思って試合に取り組めたので相手よりラケットを振れたし変なミスがでなかった」

▼中谷ももこ選手のコメント

「ここ最近ずっと2位続きだったのでやっと優勝できて嬉しい。昨日のシングルス決勝では思い切ってできなかったので、ラケットを振ること、思い切って楽しんでやることだけを決めて臨んだのでそれがよかったです。インターハイでは個人、団体の両方とも優勝します」

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