新年のご挨拶

株式会社プレイヤーズ,荒川裕二郎,新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響がここまで長引くと考えた人は、そう多くないと思います。

過去のパンデミックの例を見ても、まさに100年に1度の災厄とも言えます。

コロナ以降の急激な変化は、もはや避けようのない形で人々の生活を一変させました。

変異株だけでなく、コロナ以外の新たなウイルス流行の可能性も指摘されるなか、改めて人間が自然とどう共存していくのかを問われている気がします。

 
 

私自身はかれこれ20年近く、変化の速いIT業界に身を置いています。

インターネットの黎明期から、ブロードバンドの普及、SNSの登場、スマホの利用拡大と、そのときどきで大きな変化の潮流を肌で感じ、そのなかを必死で泳ぎ続けてきました。

そうしたなかでも今回のような激流に襲われることになるとは、さすがに予想していませんでした。

 

本来だったら10年くらいの年月をかけて起こる変化がたった1年で起きてしまったのだから、それは生活も仕事も激変するはずです。

でも、この変化はコロナが原因で起こったわけではありません。

すでに何年も前からあったAIやロボット技術を含めたデジタル化、急速なグローバル化の流れ、さらにいえば地球温暖化などに象徴される自然環境の変化によって、私たち自身の行動変容、価値観の転換が迫られていました。

そこにコロナが決定打になっただけです。

 
 

人は誰しも変化を受け入れづらいものですが、その変化に素早く適応していくことこそが個人も企業も生き残るための最善の道です。

変化自体は悪いことではなく、いかに変化のなかでより良い未来を作り出すか。

私のようなベンチャー経営者は、もともと「変化=チャンス」と捉えていますので、それこそ100年に一度の大チャンス到来です。

 

先の見えない恐怖と感じるのか。

それとも先の見えないワクワク感と捉えるか。

どうやら何か足りないらしい私は、もうずっと前から後者のほうです。

 
 

いつからか「日本人は」「日本企業は」という言葉がネガティブに使われがちになった気がします。

前例踏襲、右へならえで変化を極端に嫌うのが、日本人なのでしょうか?

私はそうは思いません。

もともと日本人であれば誰でも知っているはずです。

「諸行無常」

この世のすべてのものはとどまることなく移り変わっていきます。

そもそも昔から、ずっと同じであることなんて何もないわけです。

 

思考停止して、「今までどおり」にしがみついていく時代は終わりました。

勇気を出して新しい一歩を踏み出せば、どんな未来だって描けるはずです。

 
 
 

お陰さまで株式会社プレイヤーズは、創業して5期目を無事に終えることができました。

次の5年に向けて、新たに同じバスに乗ってくれた仲間たちと楽しく挑戦を続けたいと思います。

もう自分だけの会社ではないので、改めて身の引き締まる思いです。

 
 

みなさまにおかれましても、健やかで楽しい一年になりますことをお祈り申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

株式会社プレイヤーズ

https://players-inc.jp/


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