長引く緊急事態宣言下で、試合どころか練習すらままならない状況。
主要大会も軒並み中止となり、ソフトテニスから気持ちが離れてしまったり、鬱鬱とした気分を引きずっている方も少なくないはず。
私自身も7月以降はエントリーしていた大会が相次ぎ中止に。
それに伴いブログに書くネタが減ってしまったのは事実ですが、決して暇になったというわけではなく、水面下ではいろんなものが動いています。
お陰さまで色々とソフトテニス関連の仕事をいただき、それに追われて大忙しの状況なので、私にとっては嬉しい悲鳴。
それぞれ間もなくお披露目できるので、リリース次第改めてブログでもご紹介させていただきます。
そのなかの一つ。
現在、渋谷区ソフトテニス連盟のホームページ立ち上げを準備しています。
それにあたり渋谷区連盟の副会長でもあるナロさんにお願いして、写真素材を提供いただきました。
ナロさん 「来週また区民大会があるから写真撮っておくよ」
わたし 「ちょうどいいから、私も写真撮りに行きますよ」
ナロさん 「そうだ! 荒川さん、出なよ!」
わたし 「えっ!? でも来週ってことは、とっくにエントリー締め切ってますよね?」
ナロさん 「大丈夫! 理事の権限でねじ込むから(笑)」
そんな話の流れで、急遽試合に出ることが決まりました(笑)
しばらく試合はないかと気を抜いていたので、直前に慌ててちょっとだけ練習。
区民大会とはいえ、こうして試合があると気持ちにも張り合いが出てきます。
会場の渋谷区スポーツセンター。
今年から渋谷区体育協会のホームページ運用を担当させていただいている関係で、最近仕事の打ち合わせでよく来ます。
一般社団法人 渋谷区体育協会
試合の合間に写真を撮りつつ、自分の試合にも備えつつ。
この仕事と趣味の垣根を取り払っていくのが、まさにソフメシの真骨頂。
やっぱ仕事は楽しまなきゃ。
今回は「ナロさん枠」でのエントリーということで、チームNAROのウェアで臨みます。
今回、「成年の部」には8ペアがエントリー。
4ペアによる予選リーグのあと、1位抜けによる決勝戦が行われます。
ペアの来須さんとはお互い前衛同士。
いまも模索中ですが、試合を重ねるごとになんとなく得点パターンは見えてきた気がします。
私の描く理想のイメージは、ダブルフォワードとは少し違います。
持論でもありますが、『ペアの両方が前衛も後衛もできて、ポイントや展開ごとに陣形を入れ替えながら戦うのが有効なんじゃないか説』
考えてみると硬式テニスのダブルスでは、前衛、後衛とは明確に区切っていないはずで、どちらかというとそのイメージに近いです。
この歳になると、相手も自分たちも一般選手ほどの球威はないので、技術と戦術が噛み合ってくれば面白いと感じています。
新しいことにチャレンジしていけば、きっとまだまだ進化できるはず。
そもそもの技術不足はもとより、ペアでの練習不足もあって、1試合目は動きもちぐはぐ。
何もできない状態で0-④負け(泣)
いきなり予選リーグ抜けの望みが限りなく薄くなりますが、気を取り直して残り2試合で軌道修正。
この日は真夏に戻ったかのような強い日差し。
練習不足の体にはこたえますが、ソフトテニスのある日常が少しずつでも戻ってくれたら嬉しいです。
去年、今年と、コロナによって目標としていた大会がなくなり、不完全燃焼で部活を引退した選手も多いはず。
それでもどうか、趣味としてでいいからこの競技を長く続けてほしいと思います。
ソフトテニスはまぎれもなく、子どもからお年寄りまでが同じルールの中で楽しめる生涯スポーツです。
私も一時期10年以上のブランクがありましたが、いまもこうしてソフトテニスにハマっています。
勝つためだけがスポーツではないし、スポーツを続けることで得られる生きがい、健康な体、そして仲間は一生の財産。
私みたいな下手くそでもこれだけ楽しんでいるので、ぜひ励みにしてください!
お隣のコートでは、60歳以上による「壮年の部」の熱戦が繰り広げられます。
ここにも注目選手の姿が・・・。
ご存知、ナロさん。
いつもウェア姿でお会いしているのですが、考えてみると試合でプレーする姿は初めてで新鮮でした!
東京の国体監督も務められていた山本さんとは元ペアだそうで、真剣ななかにもお二人の楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
自分よりも上の世代の人たちが、ソフトテニスに熱くなっている姿を見ると、とても励みをもらえます。
私もまだまだこれから。
コツコツと技術と経験を積み上げていきたいと思います。
結局、私自身は残りの2試合を勝ったものの、初戦の負けが響いて予選リーグ2位。
決勝進出はなりませんでした。
2勝1敗で予選リーグ敗退。
またしても微妙な結果・・・。
もっと実力をつけて出直します!
壮年の部では、混戦のリーグを抜けた山本さん・ナロさんペアが決勝戦も快勝。
ナロさんは壮年の部で見事3連覇。
おめでとうございます!
こうして大会が開催されることが当たり前ではなくなった今においては、試合できる機会があるだけでも有難いことです。
難しい状況のなかでも開催をしていただいた渋谷区ソフトテニス連盟のみなさん、ありがとうございました!
素材も揃ったところで、連盟のホームページも間もなく公開予定です。
試合中はあまり良い仕事ができませんでしたが、コート外での仕事はきっちり頑張ります(笑)