今年もやってきました。
毎年秋といえば年に一度のクラブ戦、埼玉県クラブリーグの季節です。
埼玉県下のクラブチームがその威信をかけて争うこの大会。
新しいクラブの参入によりエントリー数も年々増えて、今年は遂に15部が新設されました。
すっかり秋めいてきた秩父の山は、朝もやが立ち込めて幻想的です。
会場の秩父ミューズパークには50面におよぶテニスコートがありますが、それでも1日ではすべてを消化しきれないため、1〜7部と8〜15部に分けて2日間に渡って開催されます。
これだけの広い会場を県内の社会人ソフトテニスプレイヤーたちが埋め尽くす姿は壮観です。
私が所属する所沢TCは現在4部。
昨年も4部残留でなんとか踏みとどまりましたが、毎年下のリーグから昇格してくる若手中心の強豪クラブからの突き上げもあって、今年も苦戦は必至です。
余談ですが、苦戦といえば毎度試合のたびにゼッケンを付けるのには手間取ります。
変なとこが几帳面な私は、まっすぐじゃないと気が済まないので、何度もやり直しを強いられます。
一発でピタッとうまくいったときは、なんだか試合でも調子が良さそうな気さえします(ソフトテニスあるある)。
去年は後衛が足りなかったので、本職ではない後衛で試合に出させてもらいました。
今年は後衛が6名、前衛が7名と、なんとか数が揃いました。
メンバーが充実するのは嬉しい反面、私の出場機会は減ります。
今年はクラブの練習にもなかなか参加できていないので、もともと出番が少ないのは覚悟のうえでした。
「せめて1回でもチャンスが回ってきたら、そこで頑張ろう」
そんななか、ありがたいことに第1試合の1番手に起用してもらいました。
思いがけない初っぱなでの登板でしたが、心の準備は万端です。
ここで勝ってチームに勢いをつけられれば・・・。
意気込んで臨んだものの、気合いが空回りしてゲームカウント2-④負け。
チームとしても、昨年まで勝っていたライバル大宮クラブに2-③で敗戦という幸先の悪いスタートとなってしまいました。
初戦で痛い1敗を喫した私は、その後はベンチから仲間を見守ります。
出鼻をくじかれ、いまいち波に乗り切れない我が所沢TC。
第2戦では、昨年も敗れた実業団チーム曙ブレーキに1-④で敗退。
強敵揃いの4部リーグで、簡単に勝たせてくれる相手はいません。
嫌なムードが流れます。
つづく第3戦。
昨年3部から降格してきた浦和あかつきとの対戦。
ここで若手の奮闘により、③-2で辛勝。
大きな1勝をあげます。
4対戦目では5部から昇格してきた川越東魂に2-③と一歩及ばず。
最終戦を前に1勝をあげて全敗は免れたかと思いきや、もし5対戦目の浦和むつみに負けると互いに1勝4敗同士となり、直接対決の結果により降格という厳しい状況に。
そんな緊迫の試合で、私のこの日2回目の出番が回ってきました。
しかも5番です!
本来なら「チームの期待を一身に背負って」となる場面ですが、「荒川で大丈夫か!?」というチームの不安を背中にひしひしと感じます(笑)。
5番まで回さずに勝とう!というチームの意気込みとは裏腹に、2面同時展開で入っていた4番が敗れていよいよ5番勝負。
私自身はこの緊張感を存分に楽しんでいましたが、ペアも含めた私以外の誰もが不安でいっぱいだったはずです。
前衛荒川の決定力不足から、もつれにもつれた5番勝負はファイナルで薄氷の勝利。
試合の内容はともかく、4部残留を決める貴重な勝利を得たことで、なんとかチームに貢献できたことにしておきましょう(笑)。
みなさん、ご心配をお掛けいたしました!
2018年度 SRIXON CUP 埼玉県クラブリーグ 試合結果
埼玉県ソフトテニス連盟 > 2018年度大会結果 > SRIXON CUP 埼玉県ソフトテニスリーグ[男子の部]
http://www.saitama-sta.com/kenren/taikai/2018/club_league/
来年はもっと活躍できるよう、これからも地道に練習に励みます。
そして、やはり目指すべきは残留ではなく昇格です。
選手層をさらに厚くするべく、得意ポジションの広報として新規メンバーの勧誘でクラブに貢献します!
所沢テニスクラブ
埼玉県近隣で社会人クラブチームをお探しの方、ぜひ一度所沢TCの練習にお越しください。
一緒に埼玉県1部リーグを目指しましょう!!
過去記事:年に一度の負けられない戦い!!
過去記事:平成28年度 埼玉県クラブリーグ