エントリーしていなかった大会に、急遽ピンチヒッターとして参戦することになりました。
所沢市、狭山市、入間市、飯能市のクラブの選手が参加する「四市ソフトテニス大会」の個人戦です。
もともと私はクラブ内にペアがおらずエントリーを見送っていたのですが、出る予定だったメンバーが肩を痛めて代役を探していたためすぐさまこの出場機会に飛びつきました!
ローカル大会とはいえ、近隣四市合同だけに市大会よりもレベルは一段上がります。
この大会ではもともと成年クラスの年齢種別がないうえ、今回はシニア男子45もエントリー数が規定に満たなかったため、シニア男子60より下のクラスはすべて一般男子の部に編入。
若手選手に胸を貸したいところですが、それだけの力量は持ち合わせていないため、むしろこちらから全力で向かっていくしかありません。
常にチャレンジャー。
これこそが自分らしいです。
今回は大会主管が所沢市ソフトテニス連盟のうえ、我が所沢テニスクラブ(所沢TC)が本部運営の主管クラブでした。
いつもよりも早めに会場入りして、本部の設営からスタートです。
普段、選手としてだけ参加していると気づきにくいですが、本部運営は何かとやることがたくさんあります。
私自身は事前準備からお手伝いしているわけではありませんので偉そうなことはいえませんが、当日だけでも朝から忙しいものです。
ジャッジペーパーの準備、進行表や組み合わせ表の貼り出し、試合球の空気調整、そうこうしているうちに開会式・・・。
エントリー受付でも棄権やら選手変更やらと、運営に慣れないとこちらが戸惑ってしまいます。
自分の試合に集中したくても、なかなか事前練習やウォームアップなどと言っている余裕はありません。
今思えば1日を通じてこの日もっとも活躍していたのは、もしかしたらこの時間だったのかも知れません。
予選リーグは3試合の予定だったのですが、棄権があった関係で自分のリーグは2試合に。
しかも棄権があると他のブロックよりも進行が早まります。
1試合目は高校生相手に危なげなく勝利したものの、つづく2戦目は一般若手ペアの勢いに飲まれて1勝1敗。
午前中にあっさりと予選リーグ敗退が決定。
またしても不甲斐ない結果・・・(泣)。
同じ所沢TCからは、竹島・小澤ペアが予選リーグを突破して、決勝トーナメントでもベスト8進出。
さらに一般女子の部では、三上・石橋ペア(所沢ペアート/)が見事3位入賞!
自分が負けたあとに人の試合を見ていると、勝ってもっと試合したかったという気持ちがこみ上げてきます。
残念ながらこの悔しさは、次にぶつけるしかありません。
この日は、コートに立っている時間よりも本部に座っている時間のほうが多かったので、いつもと少し違う視点で大会を見ていました。
朝から1日本部にいると、試合結果の掲示やら空きコートへの選手の呼び出しアナウンスなど試合進行に関わることから、落とし物が届いたり怪我をした選手の対応などいろいろあるものです。
改めて、当たり前のように大会が運営されている陰には多くの方のサポート、ご協力があるものです。
もちろんそれでお金がもらえるわけではありません。
ボランティアです。
この日試合にでないにも関わらず本部運営を手伝いにきてくれた先輩方にも頭が下がります。
自分の試合内容は散々でしたが、なんだか初心に返るような感覚を覚えました。
よくよく考えれば、普段当たり前のようにテニスができるのも、コートやボールなど練習環境を用意してくれている人がいるからです。
連盟登録や大会エントリーの手続きだって、部員全員分を取りまとめるのは案外面倒なものです。
そうしたことにもっと感謝して、プレーができる喜びを噛み締めながら試合に臨むことができたら、こんな私にも勝利の女神が微笑んでくれるかもしれません。
実はこの日、終盤に試合の進行がおしてしまい、一般男子の決勝戦ができるかどうかが難しい状況でした。
公園施設の閉園時間が迫るなか、準決勝に入る時点で本部では同時優勝、もしくは決勝戦のみ予備日に延期など、いくつかの話が上がっていました。
結果的には、施設管理者に掛け合って決勝戦が終わるまで延長利用させていただくことができたのですが、市の施設であるため報告書やら何やら提出を求められて非常に大変そうでした。
一方で勝ち上がったペアには休みなく連続で試合に入ってもらうことになってしまい、そちらも申し訳なかったです。
主催者側としては参加者になるべく多くの試合数を提供したいという意図で予選リーグから決勝トーナメントまでのドローを組んでいるので、なかなか難しいところです。
試合が終われば終わったで、賞状や賞品の準備、表彰式、コート整備にゴミの片付けとまた慌ただしくなります。
さらに結果集計やホームページへのアップなど、大会後も仕事は残っています。
(注:私ではありません。大会主催者のお話です)
何はともあれ、最後まで無事に大会が終わってホッとしました。
ちょこっとお手伝いしただけの私がホッとするくらいですから、主催者の気苦労は計り知れません。
選手のみなさんはもちろん、主管の所沢市連盟をはじめ大会スタッフのみなさん、お疲れさまでした!
来年もさらに大会を盛り上げていきましょう!
平成30年度(2018) 四市ソフトテニス大会個人戦 試合結果
所沢市ソフトテニス連盟 > 事業計画・大会結果
http://www.tokorozawa-sta.com/event.html