川崎ジュニアソフトテニスクラブと、私の主催する武蔵小杉ソフトテニス練習会の共催で合同講習会を開催しました。
共催といっても実質的には川崎ジュニアの講習に、もの好きな大人たちがご一緒させていただいたようなものではありますが(笑)。
コトの発端は、3月にあった白子の全国小学生大会でテニッ子の間庭さんにお会いして、その帰りに川崎ジュニアの関根さんと「一度、間庭さんを呼んで講習会してみたいですねぇ〜」と話していたことによります。
どうせならジュニアだけを対象でなく、大人だって講習を受けたい人がいるはずと思い、ジュニアと社会人での合同講習会という不思議な形をとらせていただきました。
過去記事:平成29年度 全国小学生ソフトテニス大会
コート確保の問題もあって、企画から実施まで少々時間があきました。
そうこうしているうちに関東地方はバッチリ梅雨入り!
雨予報で開催が危ぶまれましたが、なんとか午前中いっぱいはもってくれました。
当日は川崎ジュニア以外にも、パパさんつながりで他のジュニアクラブの子たちも参加。
今回講師としてお招きした間庭経之さんは、いま全国で引っ張りだこの人気講師で、全国各地のクラブや学校を飛び回っていらっしゃいます。
講習の細かな内容についてはここでは控えさせていただきますが、その論理的かつ直感的に分かりやすい指導は、まさに目からウロコの連続でした。
難しいことをシンプルに説明したり、つい感覚的だったり抽象的になりがちなことを相手にちゃんと伝わるようにする説明の仕方には、思わず唸ってしまいました。
私も最近では中学生の指導をする機会がありますので、自身の技術習得ももちろんですが、なによりも教え方の勉強になりました。
最初は緊張していた子供たちも、徐々に間庭さんのペースに乗っかり、気がつくとすっかり和気あいあいと練習しています。
考えてみると、これだけ笑顔が絶えない講習会というのも珍しいものです。
押し付けではなく、子供たちの前向きな力をぐいぐいと引き出す間庭さんの手腕に脱帽です。
まずソフトテニスを好きになってもらうことで、子供たちが自然と自分たちから「楽しい!」「もっと上手くなりたい!」と考えるようになっていきます。
また、印象的だったのは、子供たちに対してだけでなく、練習の合間には保護者の方々に対しても間庭さんが熱心にレクチャーをされていました。
プレーする子供たちだけでなく、それを支える親御さんの子供への接し方がいかに大切か。
間庭さんの教え子の中には、すでに全国の舞台で活躍している選手も少なくありませんが、決して勝つためだけではない、子供たちの人間形成や教育的観点に重きを置いて指導されていることがひしひしと伝わってきます。
面白くて、ためになる、そして結果も出せる。
それは、人気講師なわけです。
間庭さんの指導を受けると、「楽しみながら強くなる」というのが決してただの理想でないと思えます。
昨今のスポーツ界で顕在化している指導者によるパワハラ問題や、勝利至上主義の弊害など、さまざまな課題解決に対するヒントをもらった気さえします。
大変勉強になりました。
そして、何より楽しかったです!
今回講習に参加いただいたみなさん!
得たものを生かして、しっかりステップアップしていきましょう。
間庭さん、ありがとうございました!
またよろしくお願いします!
関連記事:川崎ジュニアの練習にお邪魔しました