外部コーチは部活動を救えるか!?

部活動指導員,外部コーチ

知人から「部活動の外部コーチを探している学校がある」という話を聞きつけ、かねてから興味があったので詳しくお話を伺ってみました。

聞けば、私の自宅からごく近い中学校のソフトテニス部で指導者を探しているとのことでした。

 
 

私の周りには教員として部活動の顧問をしている知り合いも何人かいるため、以前より外部コーチの話は聞いていました。

昨今、教員の負担増加が指摘され、それに伴い部活動のあり方が問われているのは新聞やニュースで目にするとおりです。

外部コーチ制度は、その問題に対する有効な打開策の一つとしてもともと注目をしていましたが、その取り組みには自治体ごとに差がありました。

 

「働き方改革」が叫ばれるようになり、文部科学省もこの問題に対していよいよ本腰を入れ始めた様子です。

それまで曖昧だった外部コーチの位置付けを明確化し、大会への引率なども可能とした「部活動指導員」として平成29年4月より学校教育法施行規則に新たに規定されました。

 

学校の教職員だけではまかないきれない部活動の指導を、地域との連携で支えていくこの流れは、今後ますます加速するものと考えられます。

 
 

そんなところに降ってきたこのお話。

できるできないはさておき、「行動しながら考える」をモットーとする私としては、迷わず手を挙げさせていただきました。

 

知人を介して顧問の先生をご紹介いただき、その週末には早速練習を見学しに行ってきました。

 

部活動外部コーチ

学校の所在地は、自宅近くに流れる多摩川を渡ってすぐ。

自転車で10分ほどの距離。

まさに目と鼻の先です。

 

部活動外部コーチ,ソフトテニス

 

考えるよりも先に、自分の目で現場を見ないことには始まらない。

 

そう思って、まずは一度練習を見学にとお邪魔しましたが、先生や生徒とご挨拶を交わすや否や、そこはかとない歓迎ムードに包まれます。

 

「ん? ひょっとして私、もうコーチやることに決まっています??」

 

よくよく伺うと、これまで熱心に指導されていた先生が3月で急な異動になり、ちゃんと教えられる人がいなくて困っているそうです。

そこにタイミングよく飛びついてきた私。

学校側にとっては、渡りに船といったところでしょうか。

 

もちろん私もやる気がなければわざわざ練習を見に来ることはありません。

ただ、起業2年目を迎えてお陰さまで最近仕事が増えてきたところなので、教えに来られてもせいぜい週に1日程度という状況をご説明。

 

「来られるときだけでも十分」とのことで、あれよあれよと話がまとまってしまいました(笑)!

 
 
 

部活動外部コーチ,ソフトテニス

なにはともあれ、生徒たちに混ざって早速練習を開始します。

 

デコボコのグラウンドに作ったイレギュラーが絶えないコート。

消えるライン。

巻き上がる砂埃。

ゴワゴワになる髪の毛。

 

どれもが懐かしい部活そのもので嬉しくなります。

 
 

現在、テニススクールでレッスンコーチの仕事もさせていただいていますので、中学生に教えることには慣れています。

 

過去記事:NOAHレッスン納め

NOAHレッスン納め

 
 

良い悪いは別として、お金を払ってスクールに通って練習する子と、部活動に参加している子では、モチベーションやソフトテニスに対する向き合い方などさまざまな面で違いがあるのも当然です。

 

いずれにしても、教える以上は責任が伴いますので、こちらも生半可な気持ちではいけません。

学生時代、ろくに勉強もせずに部活で育ってきた人間としては、多少なりとも部活動に貢献できれば幸いです。

部活動外部コーチ,ソフトテニス

 
 

また、私一人の力は微力ですが、部活動指導員は一つの部活動に一人とは限らないそうなので、ご興味のある方がいらっしゃればぜひご一緒できればと思います。

まだ何もしていない自分が言うのもおかしな話ですが、私はこの外部コーチ制度は、かねてより女性活躍や高齢者雇用にもつながる分野だと考えています。

それこそシェアリングエコノミーと言われるように、自分の持っている時間や技能を活かし、それを必要とする誰かのために役立てていただくことで、地域貢献、働きがい、副業による収入増、さまざまなベネフィットが生み出せるはずです。

 

すでにこの分野でマッチングを行っている人材派遣会社もあるようですが、社会的な課題を解決するためにビジネスの手法を取り入れていくことは有効な手段だと思います。

 
 

負担軽減につながる学校側。

専門的な指導が受けられる生徒たち。

そして、教える側の部活動指導員。

 

まさに「三方よし」の形を、私なりにも現場に入って探っていきたいと思います。

 

どこまでお力になれるか分かりませんが、このご恩に感謝しつつ、私の出来る限りは精一杯お手伝いをさせていただきます。

 


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