5月に茨城で開催される社会人の関東選手権大会。
その埼玉県代表を決める県予選に出場しました。
場所は、県内の中高生の大会などでも会場となっている「くまがやドーム」です。
20代後半で一度ソフトテニスから離れて、今年改めて連盟登録をしたので、連盟公認大会に出場するのは実に13年ぶりです。
くまがやドームに来るのはこれで2回目なのですが、初めて来たのは13年前の社会人の大会、埼玉県選手権です。
実を言うと、その試合で中学生に負けて以来、県の大会には出場していません。
まさに、ソフトテニス競技から引退する引き金となった、いわば引導を渡されたあまりにも苦い思い出の会場です。
13年ぶりに県の大会に出場する、その復帰戦の会場がくまがやドームとは、なんという因縁。。
社会人の関東大会というと、4月の関東オープンと、5月の関東選手権の2つがあります。
関東オープンは登録とエントリーさえすれば誰でも出場できるのに対して、関東選手権は各県の予選会を通過してはじめて出場権があります。
埼玉県予選会の行われた4月2日、同日に川口市の青木町公園総合運動場では、一般男子(35歳未満)の部が開催されました。
それ以外の一般女子、成年男子、成年女子、シニア男・女45/50/55/60/65/70/75/80の部は、すべてこのくまがやドームで実施です。
埼玉県は昨年、日本ソフトテニス連盟(日連)の登録会員数が愛知県を抜いて数年ぶりに1位に返り咲いたそうです。
つまり、日本一ソフトテニスが盛んな県といえる埼玉県。
中高生の数が多いのもありますが、他県と比べても社会人クラブや実業団チームの数も多いです。
無論、県予選を勝ち抜くのは簡単ではありません。
私自身は、しばらくご無沙汰していたうちに、いつのまにか成年(35歳以上)の部に所属していました。
成年の試合に出るのはこれが初めてです。
勝てば上位の大会につながっているとあって、市民大会とはまた違った緊張感があります。
中学生や高校生からすると、一般や成年の試合というのは馴染みが薄いと思います。
「所詮おじさん、おばさんでしょ?」などと侮ってはいけません。
実際には驚くほど上手い人だらけです。
社会人までソフトテニスを続けている人の中には、もともと学生時代からその名を轟かせていた人が少なくありません。
各世代で元インターハイ選手や、かつてインカレで活躍したような選手もゴロゴロいます。
そうでなくても、競技歴が20年や30年、もしくはそれ以上という人たちばかりです。
成年となると、球の速さや動きの俊敏さでは若手選手に劣るものの、熟練されたプレーには目を見張るばかりです。
社会人の県大会では、なにしろ下手な人がいないことに驚きます。
私が出場した成年男子の部は33ペアがエントリーしており、上位12ペアが本戦である関東選手権への出場権を獲得できます。
トーナメントで2回勝てば、ベスト8でストレートに本戦出場。
残りの4枠は、ベスト16で敗退したペアによる敗者復活戦で代表を決定します。
あまりにも久しぶりの試合ということや、今回は別のクラブの方とペアを組んでいただたこともあり、年甲斐もなくメッチャ緊張しました。
結果、あえなく初戦敗退(泣)。。
しかも、1回戦で試合中に両足をつるというおまけつき!
もしこれが決勝とか準決勝だったら、激しい試合を勝ち抜いてきたんだな、と思われるかもしれません。
でも、さすがに1試合目で足をつる奴なんて、今まで聞いたこともありません。
5分間のタイムをとるのが小っ恥ずかしかったです(照)。。。
ブランクが長いとはいえ、ここ半年は最低でも月に2〜3回は練習していたのですが甘かったようです。
最近忙しさにかまけてサボっていたジョギングも再開して、基礎体力づくりからやり直します。
今回、はじめて自分の試合をビデオで撮ってみました。
家に帰ってあとでじっくり見返してみたら、頭のなかのイメージと比べて実際の動きがスロー過ぎて驚きました!
同じ所沢TCからは、1ペアがベスト8入りして、本戦出場を決めました。
成年男子の部/ベスト8
二宮・梶井ペア(所沢テニスクラブ)
関東選手権埼玉県予選会 試合結果
埼玉県ソフトテニス連盟 > 大会結果 > 関東選手権県予選会
http://www.saitama-sta.com/kenren/taikai/2017/kanto_yosen/index.html
自身の結果は残念でしたが、久しぶりに緊張感のあるなかで試合ができて楽しかったです。
また地道に練習を重ねて、出直します。
To荒川さん
関東予選の紹介ありがとうございました。
13年ぶりに大会に出場する事に深く感謝いたします。
また、いろいろな大会に出場してください。
お待ちしております。
コメントありがとうございます。
拙いブログでのご紹介で恐縮です。
私のようなブランクのある人や、競技から遠ざかっていた人が再びソフトテニスに戻ってくるきっかけとなれば幸いと思い、引き続きさまざまな切り口でソフトテニスの魅力を発信できればと思っています。
久しぶりに緊張感のあるなかで試合ができて楽しかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。