学同連でつながった仲間たち

20年ぶりに大学時代の同好会仲間との飲み会に参加しました。

場所は、学生当時の数々の思い出が詰まった歌舞伎町です。

 
 

私は大学でソフトテニスの同好会に所属していました。

体育会、いわゆる学連の試合などと違い、なかなかソフオンやソフマガなどのメディアに取り上げられる機会も少ないので、同好会についてはあまりよく知らないという方も多いかもしれません。

 

大学によっては、体育会と同好会の両方のソフトテニス部があるケースも珍しくありません。

大きな大学だと体育会の部活のほかに、複数のサークルが存在する場合もあります。

私の母校である日本大学は、学生数は7万人強、学部の数が20近くもあるマンモス校ですので、その多くの学部にそれぞれソフトテニス部(またはサークル)があり、学部対抗の大会なども盛んに行われています。

 

関東、関西を中心に、全国各地にさまざまな同好会連盟が存在し、それぞれに複数の大学サークルが加盟して大会も定期的に開催されています。

毎年8月にはそれらの同好会連盟に加盟する選手たちの日本一を決める全日本学生ソフトテニスオープン選手権大会、通称マツカレがあり、多くの同好会選手にとって目標となる大会となっています。

 

過去記事:青春の舞台 “マツカレ”

青春の舞台 “マツカレ”

 

私が所属していた日大法学部ソフトテニスクラブ(旧:日大法学部軟式庭球部)は、学同連という連盟に加盟しています。

学同連は、正式名称を東京都ソフトテニス学生同好会連盟といい、当時で10校ほどの大学サークルが加盟していました。

そのなかには日大文理や中央仔鹿など、現在も同好会の強豪チームとして伝統を受け継いでいるところもあります。

 

学連選手の方からすれば、たいしたことないと思われるかも知れませんが、たとえ同好会選手でも、やはり大学までソフトテニスを続けるくらいですから、みなよほどソフトテニスが好きな人たちです。

元インターハイ選手や、国体選手なんていう人もゴロゴロいて、そのレベルは侮れません。

卒業後に、社会人の一般大会で活躍する同好会出身選手も珍しくありません。

私も高校時代、まがいなりにも東京都ベスト8、関東大会出場を果たしましたので、「同好会くらいなら余裕で勝てるだろう」と高をくくっていました。

ところが実際にはうまい人にはなかなか勝てず、結局私はどの大会でもせいぜいベスト8どまりで、大学通算成績でも、たいした結果は残せませんでした。

 

【青春Photoシリーズ】
学同連,東京都ソフトテニス学生同好会連盟
学同連,東京都ソフトテニス学生同好会連盟
学同連,東京都ソフトテニス学生同好会連盟

なぜピラミッドだかはわかりませんが、うろ覚えの記憶によれば、確か学同連の団体戦で優勝した喜びをチーム全員で表現したものだった気がします。

学生がノリでやることに正当な理由はありません。

ちなみに、一番下の段であまりの重さに勝利の嬉しさも吹っ飛び、苦悶の表情でうつむいているのが当時1年坊主の私です。

 

そんな甘酸っぱい思い出いっぱいの大学時代から、もう20年近く経ちました。

 

私がお世話になっている所沢テニスクラブの竹島さんが、学生時代に学同連理事長をしていた関係で、当時の学同連理事で集まるというその飲み会にお邪魔させていただきました。

 

当時から、学同連というとテニスも然りですが、それ以上に各大学の理事や主将をはじめとした選手たちがその威信をかけて飲み会で潰し合うという、私にとっては恐ろしい伝統がありました。

さすがにもう40代にさしかかったいい大人たちが、そこまで激しい飲み会はしないだろうと安心はしていました。

 

ところが、あまりにも懐かしい方々とのソフトテニス思い出談義に花が咲き、ついつい勝手に飲み過ぎてしまいました(反省)。

 

もう20年も昔の話なのに、当時の対戦について

「あの試合は1ゲーム目は先行した」とか、

「ファイナルでダブルフォルトした」とか、

「2オールからミドル抜かれたのが敗因」とか、

それぞれが思い入れがあるがゆえに、驚くくらい今でもよく覚えているものです。

 

学生の頃のように、強制的に飲まされているわけでもないのに、ソフトテニスを肴に、酒がすすむ、すすむ。

 

学同連,東京都ソフトテニス学生同好会連盟

 

ソフトテニスを大学まで続けていなければ、知り合うことすらなかった仲間たちと、今でもこうして繋がっているということに感謝しつつ、久々にフラフラになって家に帰りましたとさ。

 


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4件のコメント

  1. こんにちは学同連現理事長の高橋です。ネットサーフィン中に見つけたサイトが20年以上前の理事長の方のサイトで驚きました!
    文章を読むととても当時から楽しそうで、「現在と変わらないじゃないか!」とツッコミを入れたくなるような現在でも変わらない良い伝統があり、またそのような伝統を作ってくださり、とても感謝しています。
    機会があれば、連盟戦などを見にきてください。日程など聞いてくださればお伝えします。

    1. コメントありがとうございます。

      去年、今年とマツカレを見にいきましたが、今も昔も変わらず、学生たちが仲間とともににソフトテニスを楽しむ姿にOBとして嬉しさを感じています。
      そのときどきの理事の方々の努力があって、脈々と続いているものと思います。

      現役生も運営は大変だと思いますが、ぜひとも同好会全体を盛り上げていってもらえればと思います。
      応援しております。

  2. 五十嵐(旧姓 小林) 仁美

    八木ちゃんから教えてもらい、このブログを拝見しました?
    竹島くんや村松さんと同学年で、日大文理に所属していました小林と申します。菅谷・小林でマツカレ優勝しました?と言うとわかって貰えるかなぁ~
    懐かしい面々の写真が見れてとっても嬉しくなりました?
    新宿も懐かしい✨甘太郎とか行ってたなぁ~

    1. コメントありがとうございます。

      菅谷・小林ペア、もちろん覚えています。
      日大文理は男子も強いですが、とくに当時、女子が圧倒的に強かった印象があります。

      今回は竹島さんの声かけにより、とりあえず第一回として開催されましたが、学同連OB・OGの輪もさらに広げていけたらいいなと思っています。
      また次回は盛大に開催される(?)はずですので、その際にはお会いできますことを楽しみにしております^^

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